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Channel: MMD、3D、blenderなど
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makehumanで作るMMDモデル その1

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今回はリアル系人物MMDモデルが作りたいけどモデリングができない/めんどくさい人向けにフルスクラッチで作るより比較的簡単に人物モデルを作成することができる手法をご紹介します。比較的ディテールの細かいハイポリからモブのようなローポリモデルも作成することが可能です。
ではまず使用するツールをご紹介します。今回は makehuman というオープンソースのソフトウェアを用いてMMDで使用することができるモデルを作りたいと思います。

今回使用するソフト
・makehuman(キャラクターメイキング)
・blender(ボーン、ウェイト、モーフィングなどのセットアップ)
・pmx(pmd)エディタ(最終調整)


として使用していきます。これらはすべてフリーソフトです。



先に申し上げますが本ブロマガの対象者は
・MMDを使用したことがある
・blenderをちょっと使ったことがある

・モデリングソフト(blenderやメタセコイア)を触ったことがある
・(どれもそこそこ使えるけど人物モデリングするのがめんどくさい)
・とりあえず比較的お手軽にリアル系のモブがほしい

といったような人向けの記事です。


※このブロマガの注意点
ソフトの細かい操作などに関しては言及しませんのでblenderやpmxエディタなどに関してはほかのwebサイトや書籍などを見ることをおすすめします。blenderの操作に関しては私の「未経験者でもできるMMDキャラモデ講座 」の方にも記載しております。またできる人物モデルは自動でできるだけ楽して作るというのが1番の目的です。ですのでボーンやウェイトなどはほぼ自動まかせなので結構いい加減です。クオリティを上げたい場合はまたblenderやpmxエディタに関する知識が必要になってきます。あと人体は幅広く作れるのですが、髪型や服装のバリエーションはとても少ないのでやっぱりモデリング不可避かもしれません;

3D関連のツールを一切触ったことがない人には少々難しいと思いますのでご注意ください。



makehumanはパラメータをいじるだけでさまざまな人物モデルを作成することができるソフトウェアです。またオープンソースのソフトウェアのため商用利用も可能です。
(※MMDの商用利用に関してはまた別なので注意)

  http://www.makehuman.org/



このソフトを使用することによってさまざまなリアル系の人物モデルを作ることが可能です。
また日本語に対応しています。他の3Dソフトなどで使用することも考えられており、ボーンの形状やリグ、書き出し形式(fbxやdae)などにも対応しています。またUVやテクスチャ、ノーマルマップまで自動で生成されます。MMDにすると以下ような感じになります。




このように無料で使用できるオープンソースのソフトウェアですが高性能です。
このソフトを使用すれば造形は確かに簡単にできますが、MMDで使用するにはボーン、ウェイトなどのセットアップ作業が多少必要になってしまうためお手軽とは言えません。
しかしモデリングテクスチャ作業がないだけでも大幅に時間は短縮できると考えられます。

では次回から実際に手順を紹介していきたいと思います。












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